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禁煙外来

喫煙による健康障害リスクとして動脈硬化性疾患(心筋梗塞・脳梗塞)や発がん(咽頭・食道・胃・膵臓・肺・膀胱がん)があります。

喫煙者は非喫煙者と比較して、平均寿命が10年ほど短くなるといわれております。
しかしながら、禁煙継続によりおおよそ9年で健康障害リスクが、ほぼ非喫煙者と同等まで回復します。
禁煙外来の利用により、禁煙外来の利用による禁煙成功率はやる気がある方で、50%程度です。
ニコチンパッチの利用による禁煙率は使わない人と比べて成功率は1.6倍程度高くなります。

保険診療は年1回までの利用ですが、失敗した場合でも、1年に1度にはなりますが、諦めずに取り組むことで、禁煙できる可能性は向上します。

禁煙外来の保険診療は下記の4つすべてを満たした方が対象です。

  1. 直ちに禁煙しようと考えていること
  2. ニコチンスクリーニングテスト(Tobacco Dependence Screener)が5点以上
  3. 35歳以上の場合、ブリンクマン指数(1日喫煙本数×年数)が200以上であること
    ※1日20本(1箱)なら10年間
  4. 喫煙治療を受けることを文書にて同意していること

診療は12週間、初診を含めて計5回の診察となります。

  1. 初回診察
  2. 2週間目
    再診 禁煙状況確認 COチェッカー
  3. 4週間目
    再診 禁煙状況確認 COチェッカー
  4. 8週間目
    再診 禁煙状況確認 COチェッカー
  5. 12週間目
    再診 禁煙状況確認 COチェッカー

※COチェッカーは呼気中の一酸化炭素濃度を測定します。
喫煙者では陽性に、非喫煙者では陰性になるので、禁煙継続できているかの客観的評価になります。

また、過度な飲酒をしている方は、禁煙と禁酒を同時にするほうがより、禁酒率が高くなるといわれています。
禁煙・禁酒により一時的に体重増加を認めることがありますが、メリットが大きいため、同時施行を推奨させていただいております。

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